October 09 Wednesday 2013

Auckland City FCの岩田です。

はじめまして。
Auckland City FC(ニュージーランド)の岩田卓也です。

2010年に日本を離れ、オーストラリア(ケアンズ)のEdge Hill Utdに入団。
恥ずかしながら、英語は全くできなかったけどオーストラリア行きを決意。
なんとかなるって思いのみで出発。(笑)
着いて2日後には練習参加。
練習できる用意を持ってグランドに行ったらこころよく練習参加させてもらえた。
もちろんアポなしで。。。笑
言葉はわからなかったけど、今までの経験から考えてプレーしたら意外にできた。
今思うと、ボールが通訳してくれていたのかな。
そうして、認められるようになりサッカーの楽しさを再確認することができた。
正直、日本にいるときは練習するのが義務のようになって楽しさを忘れていた。
Edge Hill Utdとの出会いが僕のサッカー人生だけでなく、僕の人生そのものを変えてくれた。

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言葉を理解し会話ができたほうがいいが、ボールがあれば会話ができるってのも事実。
音楽には国境がないとよく言うが、サッカーにも国境はない。
言葉の壁も人種の壁もなく、みんなが楽しむことができる。
一つのボールに同じ思いを抱き、一緒に頑張る。
クラブは家族であり、チームメイトは兄弟のように思う。
そういったことを気がつかせてくれたのがEdge Hill Utdだった。

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その後、ずっとオーストラリアにいたかったが、ビザの問題で、2012年NZに新たな挑戦の場を求め渡る。
何の情報もなく住む場所もないままNZに着いた。
クラブW杯に出るチームに入るためだけに来た。
道行く人につたない英語でサッカー事情を聞き出し、オークランドシティFCの試合会場に乗り込んだ!
NZでもアポなしで試合後に監督を捕まえ直談判。
案の定、断られるが諦めきれずチームスタッフにもう一度、交渉するが断られる。
当たり前のことだが、どこの馬の骨かもわからないアジア人をいきなりチームに入れるわけがない。(笑)
なんとか下部組織であるセントラルユナイテッドを紹介してもらうことができ、練習参加に向かう。
ある程度、自信はあったが上手くいかない。。。
コミュニケーションもできないし、プレーも散々。。。
いきなり挫折を味わった。
長い間、上手くいかなく苦しい時期が続いたが、応援してくれてる家族や友達に励まされ頑張ることができた。
サッカー選手を引退して日本に帰るか、オークランドシティFCに入るかの二択の状況でNZに来たので頑張るしかなかった。
クラブW杯に出る事を目標にするなんて想像もしてなかったし、僕を知る人は笑ってしまうような目標だったかもしれない。
それでも、なんとかなるんじゃないかと思って頑張っていたが、少しずつ自分のプレーに余裕が生まれ、自信を持つことができるようになる。
その頃から、チャンスが巡ってくるようになる。
運がいいとしか言えない状況が続き、セントラルユナイテッドでスタメンになり、NZで1番歴史があり、大きな大会に優勝することができた!

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僕の運はまだ続く、オークランドシティの左サイドDFが移籍し、ポジションが空く。
そこに僕がトライアル選手として参加することになる。
やるしかない状況で思い切ったプレーができ、監督に認められ契約することができた。
亡き母が導いてくれたとしか思えない状況の変化だった。

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契約後も調子は良く、スタメンでシーズンを迎えることができた。
2012年、日本で開催されたクラブW杯にスタメンでフル出場することができた。
夢にも見ていなかった大舞台が、いつの間にか目標になり、そこに向かって一生懸命に努力した結果、出場することができたのだと思う。
自分だけの力だけではなく、自分を支えて応援してくれた人達で成し遂げた結果だと思っている。
何度も何度も挫折したけど、諦めないで続けて良かった!

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夢は叶えることができる。
世界は無限の可能性を秘めている。

それを証明するためにも、もう一度、あの舞台に立ってみせる。
今年は自分の脚で勝ち取ったオセアニアチャンピオンズリーグ優勝。

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2013年、モロッコ開催のクラブW杯のピッチにスタメンでフル出場を新たな目標にし頑張っています。
スタメン争いは厳しいけど、諦めることなく死に物狂いで掴み取ってみせる!