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東北の復興支援イベントに行ってきました。

CAPAZブログをご覧の皆様、アルティスタ埼玉の中村 哲(あきら)です。

私は4月の5日、6日を利用して、スマイルフットサル主催の東北復興支援イベントに参加させてもらいました。
福島県の川俣町にある素晴らしい体育館で両日ともイベントは行われました。

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4月5日、初日は小学生を対象にしたクリニックを開催。
普段、サッカーの少年団に所属している子供たちが多かったので、純粋にレベルが高かったのと、子供達の吸収するスピード、実直さがとても素晴らしかったです。
僕も4年生をメインで指導させてもらいましたが、本当に足の裏を使ったドリブルとかを吸収するのが早くて早くて…あの頃に戻れたらなぁなんて…(笑)
クリニックの終盤には、各カテゴリーの選手たち VS コーチ陣といった構図で試合をしたり。
僕らが子供以上に楽しませてもらったかもしれません。

今回イベントに参加した関東リーガーたち
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最後はこちらで用意した賞品をかけて、ジャンケン大会!
これが一番盛り上がったかもしれませんね(笑)
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クリニック終了の挨拶をして、みんなで集合写真。
スタンドで子供の頑張る様子を見守ってくれていた親御さん達も写真に写ってくれました。
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午後はいったん体育館を離れ、被災地の視察に行かせてもらいました。
3年も経っているので…という印象を皆様持たれているかと思いますが、現実はあまりにもその認識とかけ離れていて、自分もその認識の甘さに言葉を失いました。
「復興」って、何をもって復興というのかは個人の差があるのかもしれませんが、僕の認識の中では、まだまだ復興はしていないんだと…そう思わざるを得ませんでした。
本来であれば、こういった被災状況を写真に撮ったりというのはNGだったのかもしれませんが、こうしたメディアでしか皆さんにお伝えすることが出来ませんので、あえて写真を載せて皆様にお伝えします。

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こうして現地に赴き、皆様にお伝えしていくのも、僕達の役目なのかもしれません。
まだまだ被災地には、立ち入ることの出来ない区域がたくさんあったり、手付かずの状態になっている区域がたくさん残っているとのことでした。
きっと被災地から遠く離れたところに住んでいる方達の認識と、現地の被災状況とは、かなりギャップがあるはず。。
僕達がこうしてアクションを起こし続けることで、少しでも多くの人達の認識を変えられたり、現地の子供達に笑顔を届けられたらなと思います。
2日目の4月6日は私の誕生日だったのでありますが、福島の競技系のチームを集めた大会に参加しました。
怪我人がいたり、もともと人数も多くはなかったので、かなり大変ではありましたが、何とか優勝をすることができ、2日間を締め括ることが出来ました。
今回こうしたイベントに参加させて下さったスマイルフットサルのスタッフの方々、場所を確保して子供達に声を掛けて下さった川俣町の皆様、クラウドファウンディング等で募金にご協力して下さった皆様、心から感謝の気持ちを申し上げます。
ありがとうございました!!

昨年始まったこのイベント。
まだまだアクションを起こし続ける必要があると思いますので、大切にしていきたいと思います。
まだまだ復興はなされていません。
その認識を皆様も共有して頂けたら幸いです。