敗戦。。。
先日、NZの国内チャンピオンを決める試合があった。
去年はTeam Wellingtonに負けてしまったので、今年は何としても勝って優勝したかった。
しかし、まさかの敗戦。。。
リーグ戦は苦しんだが、なんとか優勝することができた。
でも、大切なチャンピオンシップは去年に引き続きTeam Wellingtonに負けてしまい、2位。
こんな光景を見るのは耐え難い。。。
今年のチームはなかなか勝てない。
他のチームが力をつけてきたのもあるが、チーム状況が良くない。
決定力不足は目に見えてわかる。
それ以上に深刻なのはメンタルの部分。
どこか気が抜けているように感じる。。。
サッカーは技術はもちろん、メンタル的要素も大きく関係していると僕は思う。
気持ち次第で上手くなれるとさえ思える。
サッカーだけではなく、何をするにもメンタルは大切だ!
その大切な部分を僕たちは失ってしまっているような気がする。。。
今年は悔しさが2倍。
負けたこともそうだが、試合に出れなかった悔しさがある。
外国人枠が厳しくなったこともあり、今年は出場機会が少ない。
シーズン途中は、そんな状況に耐えれなくパフォーマンスを落としてしまった時期があった。
僕自身では変えられない外国人枠のルールに囚われて自分を見失っていた。
変えられるのは僕自身の気持ちであり、メンタルの部分。
変えられない現実に目を向けるのではなく、変えられる現実に目を向けた時、広い世界がまた現れた。
パフォーマンスも上がって、サッカーが楽しくなった!
悔しい気持ちはどうしても生まれてしまう。
俺はサッカーが大好きで、特にプレーするのが好きだ!
だから、試合に出れない悔しさは、練習で思いっきりプレーして発散する。
気持ちが入っている時の練習は、調子がいい。笑
僕たちはプロじゃない。
だけど、プロフェッショナルなメンタルは持つ必要がある。
勝てるんじゃなく、「絶対に勝つ」って気持ちで毎試合を全力で戦う!
練習から全力でやるのは当たり前。
応援してくれる人、観に来てくれる人たちに感謝の気持ちを持って、全力のプレーをするのがサッカー選手。
プロじゃない僕たちが、メンタルまで落としたら、ただのサッカー好きが集まった集団になってしまう。
そうならないためにも、もう一度、一人一人が自分を見直す必要がある。
今週からオセアニアチャンピオンズリーグの準決勝が始まる。
アウェーでAS Tefana(タヒチ)と対戦。
正真正銘の負けられない戦い!
全員が気持ちを切り替えて、全力で勝ちに行く。
今年も絶対に優勝する!
そして、クラブワールドカップに絶対に出る!
優勝した時の興奮が忘れられない!
オセアニアチャンピオンズリーグ開幕。
今年も1年で一番大切な時期がやってきた。
この大会で優勝しないとクラブワールドカップに出場できない。
負けられない戦いが続く。
勝って優勝するしかない!
今年は国内リーグで苦戦し、勝てる試合を何度も落としてきた。
点が取れなくて、苦しい戦いが続いていた。
気持ちを入れ替え、オセアニアチャンピオンズリーグに臨んだはずだった。。。
初戦はWestern United(ソロモンアイランド代表)と対戦。
決定的なチャンスことごとく外した。。。
普通なら5−0で前半を折り返していただろう。
しかし、1回のチャンスを決められ0−1で前半が終わった。
決定力不足。。。
今年のオークランドシティはこんな感じで、うまくリズムを作れないで勢いがない。
決めれるところで決めておかないと苦しい展開になる。
後半もなかなか点が決めれない。
簡単なミスも多く、嫌な雰囲気で試合をしていた。
フォーメーションを変えて、選手交代。
そこでセットプレーから同点に追いつくことができた。
しかし、決定力不足は続く。
チャンスをことごとく外す。。。
相手選手が1人退場になったこともあり、スペースができた。
PKを獲得し、逆点に成功。
余裕の展開になるはずが、2−1でなんとか勝利。
サッカーは何が起こるかわからない。
それは確かに言えることだが、今回の僕たちは少し気持ちが緩んでいたんじゃないかな?
相手チームは強いと言えない。
しかし、全力で戦い、強い気持ちがないと勝てる試合も勝てない。
僕個人としては、気持ちが大きくプレーに関係していると思う。
下手くそな僕は、いつも全力で戦っています。
こんな試合だったけど、学ぶこともある。
もうすぐ34歳になるけど、今もなお成長できていると思う。
サッカーは僕にいろんなことを教えてくれ、経験させてくれる。
試合に出れることは当たり前じゃない。
サッカーができる喜びを、これからもピッチの上で楽しみたい!
夢の舞台に出発。
今年も、いよいよクラブW杯の季節がやってきた。
毎年出ているが、いつまでたっても僕の夢の舞台。
夢にも思わなかった世界で戦える。
不思議な現実世界。
明日、香港に出発し、2泊3日のキャンプ。
香港レンジャーズと練習試合をして、日本に向かう。
日本到着は30日。
まだ実感はないが、チームとともにコンディションを整えて12月8日の初戦に備えたい。
日本のチャンピオンと対戦する。
小さい頃からの夢だったJリーグ。
そのチャンピオンと対戦することができる。
幸せなことだと思う。
去年は僕自身としてもチームとしても惨敗。
今年こそは初戦突破してみせる!
強いチームが必ず勝つのがサッカーじゃない。
サッカーには不思議な奇跡が起きる。
奇跡に頼るわけじゃないが、自分たちの力で奇跡を起こしてみせる。
みんなが応援してくれている。
恥ずかしいプレーはできない。
下手くそでも、いつも全力でプレーするのが自分だと思っている。
全力で頑張ってきます!
今年は特別な大会でもある。
結婚して、自分の家族ができた初めてのクラブW杯。
しかも、嫁は妊娠している。
出産予定日は12月13日なので、いつ産まれてもおかしくない状況。
そんな中、僕の状況を理解して、大会に向け、僕を押し出してくれた。
不安で、心細いに決まっている。
それでも、僕を支えてくれ応援してくれている。
感謝の言葉しかない。
ありがとう。
また、今年は嫁と二人で密着取材を受けました。笑
子供がお腹にいる記念になりました。
サッカーが僕に与えてくれた奇跡はたくさんあります。
嫁と出会えたのもその一つ。
クラブW杯に出るのは今年で5回目。
しかし、これは当たり前のことではない。
サッカーが僕に与えてくれた可能性。
これからも、どんなことにも感謝の気持ちを持って、現役生活を続けていきたい。
まだまだ挑戦を終わりにはできない。
一生懸命に頑張ります!